武陽会 - 兵庫県立第二神戸中学校・兵庫県立第四神戸高等女学校・兵庫県立兵庫高等学校 同窓会

武陽体操クラブ   
武陽体操クラブは神戸二中、兵庫高校体操部OB,OGで組織され、会員相互の親睦と母校体操部の後援を目的として活動をつづけています。この件は後に回すとして、まずはその輝かしい歴史を紹介しましょう。
わが国の体操競技が国際舞台に参加を果たしたのが昭和7年のオリンピック・ロサンゼルス大会でした。これを機に体操熱が高まり各地の学校に広がっていきました。その頃、昭和10年(1935)3月、馬場太郎先生の呼びかけで器械体操部が発足し、安藤博直、折井兵吾、山田健一郎、西村昌治、元山清、長谷川貞治といったそうそうたる「体操の虫」が集まり「武陽体操」の基礎ができあがりました。この先輩たちはいち早く頭角を表し県内はもとより、西日本大会や明治神宮競技大会などでも活躍し、明石中、姫路中などとともに県内の牽引者となりました。この中でもその中心であったのが安藤博直氏でした。氏は部の発足当初から頭角を現し、兵庫県、西日本大会などで優勝し、全国東西対抗でも個人総合優勝を果たし、全国に名を知られる活躍でした。東京高等師範学校に進み(現筑波大学)高師の黄金時代を築いた中心選手でした。戦後初めて日本が参加したオリンピック・ヘルシンキ大会への出場を目前にして病に倒れ出場の機会を逃がしました。後に、京都で教員生活を送り、体操競技以外でも、スキー指導員やママさんバレーの普及に貢献するなどの幅広い活動をされました。
戦後、兵庫高校が誕生してからも体操部の活躍はめざましく、国体や全国高校大会に出場し、中でも昭和27年~31年に県高校選手権5連覇の金字塔を樹立しました。昭和31年には阿部弘氏が全国大会で個人総合2位の素晴らしい成績をあげられました。
このように素晴らしい戦績を誇る体操部ですが、母校70周年誌、80周年誌の年表にはなぜかその記載がありませんでした。野球部やラグビー部があり体操部がなぜ? 先輩諸氏からも苦情が寄せられましたので、小生より資料を提供し90周年誌には記載されました。
輝かしい歴史を持つ体操部ですが、OB会の組織ができておりませんでした。36,37陽会の諸氏が中心になり、昭和58年(1983)10月に「武陽体操クラブ」が結成され、会員約350名で冒頭に触れたような活動をしております。年一回、総会・懇親会を開催しておりますが、最近は出席者の高齢化が目立つようになりました。最近の卒業生や若い人たちのご理解が待たれるところです。
OB会の活動が定着する一方、母校記念誌への不掲載の問題とともに、戦績などの記録が整理されていないことが話題になり、小生が中心になって調査を始めました。母校に保存されている「武陽」も廃刊になっており詳しい資料をまとめることが困難であることが判明し、愕然となりました。困難を承知で「武陽体操史」の編纂にとり組み、平成9年に発刊にこぎ着けました。古い資料の入手が困難ななか、第一期生の長谷川貞次氏より部の発足当初の詳しい資料が提供されたことはこの上ない幸運でした。あらためて氏に御礼を申し上げます。発刊後の10年の記録も早急にまとめて100周年に間に合わさねばなりません。
以上かいつまんで「武陽体操史」を紹介させていただきました。若いOB,OGの皆さんの母校愛に期待し、益々の発展を期していく所存です。
2007年04月30日 43陽会 藤本 昌男様より
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