武陽会理事長 和田憲昌(44陽会)
「質素剛健・自重自治 これを貫くに至誠をもってす」この四綱領のもと武陽会は、母校の発展に力を尽くし、会員相互の絆を深めております。
私たち武陽人は、県立第二神戸中学校、県立第四神戸高等女学校、県立兵庫高等学校と続く100年を越える歴史の中、それぞれの時代に、文武両道にわたって夢を追いかけてまいりました。武陽会が担うべき大きな役割は、母校でそれぞれの夢に向かって勉学に励む「在校生諸君への支援」であります。そのためには、日々厳しく、そして温かくご指導いただいている母校教職員の皆さまのご支援・ご協力をたまわるとともに、密接に連携を図ることが大切だと思っております。そして、在校生諸君がよりよい環境で学習や部活動に取り組むことができるよう支援をしてまいりたいと考えております。同時に、生徒諸君が、兵庫高校に在学していることを誇りに思い、将来武陽会の一員として社会で活躍することに夢と希望が持てるように、私たち武陽人が範を示すことも何よりの支援であると考えます。また、在校生のみならず、母校に進学したいと希望している地域の児童、生徒、保護者の皆さんにも兵庫高校、武陽会のすばらしさを発信していきたいと思っております。
夢を追い求めること、これは生徒の時代だけではありません。私たちは現在も文武両道にわたって夢を追いかけています。このような日々の活動の中で、武陽会の仲間は、互いに刺激を与えあい、安らぎを与えあう、大切な存在です。より一層、武陽会会員相互の親睦を深める機会を設けることが武陽会の務めであります。私は、武陽人の絆を深めるキーワードとして、「文・武・ゆう」を掲げたいと思います。「文武両道」を貫きながらも、まじめ一本槍ではなく、「ゆう」の要素を取り入れた武陽会であってほしいと思います。「ゆう」とひらがなで表記したのは、あえて限定せず、様々な意味を想像したいということからです。例えば、「遊」「優」「裕」「友」「結う」。遊び心、ゆったりとした心をもって、仲間意識を強めていくような組織になればよいと願っています。また、武陽会の会員は、幅広い世代にわたっています。孫子以上の年齢差があります。世代間の感覚の違いという面は確かにありますが、世代の差があるからこそ新しい発見があり、学びがあり、それが武陽人の夢につながるような仲間になればと思います。
卒業生を送り出して100年になろうとする武陽会。武陽人の夢をはぐくむ場として、武陽会の活動が、母校生徒、地域の皆さん、そして武陽人に意義あるものとなるよう念願いたします。